マザーズバッグは子どもの年齢に合わせてトートからリュックになった

子育て中の外出は、それはそれは大荷物になります。ちょっと近所の公園に行くだけでも、換えのオムツだったり、パンツだったり、着替えだったり、お菓子だったり、お茶、離乳食、おにぎり、バナナ、お手拭き、タオル、日除けの帽子、上着などなど、挙げだしたらキリがありません。

特に0歳から3歳くらいまでは子供の成長による変化が大きくて、持ち物がだいぶ変わりました。具体的には、初めの頃は必要な持ち物が多くて、成長するにつれて段々と減っていきました。持ち物に合わせて使うカバンも変化していきました。

最初はトートバッグでした

一人目で持ち物がよくわからない、とりあえず家にある物を全部持っていこう…とやっていたら荷物が増えていきました。

オムツ交換台でおしりふき+オムツ+おむつ入れを取り出して、おむつ交換して、背中漏れとかあったら着替えを出して服を取り替えて、汚れた服は予備で持っているコンビニ袋やジップロックなどに入れてかばんに入れます。

この辺の作業を毎日毎日繰り返すのに開口部のせまいリュックではちょっとムリで、自然とトートバッグになりました。あと検診とかであれこれ出したり引っ込めたりするときもトートが便利。

おむつが取れるまでは予備のオムツをたくさん持つので非常にかさばります。おむつ交換の回数が減る頃にはオムツが大きくなるので、結局かさばります(おむつが取れる直前は持ち歩きが2枚程度になるので楽になる)。なので大型のトートでした。

また、抱っこ紐を使うとリュックが使えません。うちはエルゴとビョルンの両方を使っていましたが、特にエルゴの方は肩パッドがゴツいのでリュックは完全に無理でした。抱っこ紐を外すと、こんどは外した抱っこ紐を入れる場所が必要で、荷物をどんなにカリカリにチューニングしても大容量トート1択になりました。

悲しいけど、マザーズバッグってダサいのしか無いのよね…

無印良品のマザーズバッグ

マザーズバッグ、機能性を売りにしすぎてダサいのが多いです。特につらいのが防水を謳ったやつで実物を見るとただのビニールだったりします。あと柄が大仰な水玉だったりチェックだったり、妙にセレブママっぽかったり、世間が考えるママっぽさ?みたいな感じで結構アレです。

使うのは主に奥さんですが、奥さんの好みもナチュラル系だったのでコットンキャンバスの方で探しました。上の写真は無印良品のカバンで、これのベージュを一時期使っていました。ポケットが多く中の仕切りも多い機能的なものだったんですが、使ってみるとこれが意外と面倒で。どこに入れたかわからなくなったり、とっさの時に内ポケットにうまく入らなかったりして利用シーンになじまず、いつの間にか内ポケットが1個の普通のトートバッグになっていました。

L.L.Beanがイメージに近いですが、アレはアレで重かったりゴワゴワしすぎていてダメでした。マリメッコのカバンが気になってたみたいですが、使い倒す前提の消耗品で💩も付くかもしれないのにあの値段はちょっと…と二の足を踏んでました。買ってあげられなかった不甲斐ない僕。Uusi Matkuriというカバンですね。

鞄の中はトラベルポーチみたいなものに小分けして整理してました。仕切りがない方が自由にできて良かったです。

ベビーカーを使うようになったらトートとリュックの併用になった

近所の公園とか、ベビーカーを常に使える場所のときはリュックを使うこともありました。公共機関などでベビーカーをたたむ必要が出てくる場合は、子供を抱っこ紐に入れる事もあってトートでした。

リュックやトートだけだとスマホと財布の居場所に困る時があったようで、奥さんは小さいショルダーポーチも併用していました。ポケットがない服をよく着ていた、という理由もあります。

ベビーカーを卒業したらリュックになった

子供が成長して歩く距離が増えてくると、ベビーカーを持ち出すのがだんだん面倒になってきました。乗る乗らないの過渡期が一番つらくて、元気よく出て行ったのに帰りは疲れて抱っこ(12kg)とかになる日もあり、ベビーカー使うかなー、なくても大丈夫かなー、ちょっと遠出するかもわからんなー…と迷うこともしばしば。子供をおだてながら頑張って歩いてもらってるうちにベビーカー卒業しました。

その頃にはオムツもほぼ取れていて、持ち物もずいぶん減りました。おしりふきも要らないし、オムツとおむつ入れはお守り代わりに1個ずつ持って行くくらいです。

ここまで来ると大容量も必須でなくなってくるので、普通のデイパックになりました。一時期MUJIのコットンリュックを使っていましたが、生地が柔らかいため物を入れると下の方に集まって厚みが出てしまい、KELTYに変えてました。色違いで僕も持ってますが、物を入れても平べったいシルエットなので使いやすいです。

KELTY、流行ってましたね…

過去形です😢 カラバリも多いので2〜3年前はよく見かけましたが、最近は減りました。カバン好きなのでお出かけした時はよく観察してるんですが、3年くらい前からノースフェイスのFUSEBOXが流行り始めて四角いリュックが市民権を得て、ママリュックにも流れが来ちゃいました。

去年はフェールラーベンのカンケンリュック、今年はフレドリックパッカーズをよく見ます。シルエットも丸系から四角いもの、上蓋が付いてるものが増えてきました。

FREDRIK PACKERSはメッセンジャーを持っていたので、作りの良さとか全体の雰囲気の良さとかちょっと値段高いなとかわかります。あと色のバリエーションが弱いなとか。↑のカバンに付いてるレビューも、気に入ってるけど値段がちょっとね…とあって妙に納得してしまいます。


がま口型も出てました。珍しく明るい緑や赤のカラバリもあります。こっちは人気出そう。

カンケンの方はパッと見目立つので出始めは珍しくて面白かったんですが、増えすぎてちょっと気恥ずかしさを感じだしたのか減った気がします。

あと、カンケンからの流れなのか、持ち手の付いたリュックも増えてきました。去年頃からミステリーランチというブランドが出てきて、普通のリュックがメチャ高くて、手提げリュックは簡素な作りだからちょっと安いけど、それでも1万円超えです。関税か?関税のせいなのか?

これ使ってるママさんは2人ほど見かけました(今朝もう一人見たので3人。迷彩柄でした。)

出自が米軍特殊部隊という所からクソ丈夫なのはお墨付きです。ちょっと安い手提げリュックだけカラバリ豊富で商売上手な面もあります。リアル店舗では地味な色しか見たことないんですが、赤とか黄色もあるんですね。紫もかわいい。旦那さんと共用できるデザインなので、相談すれば買ってもらえるかもしれません。

アネロのバッグも最近増えてきました。これもカンケン系な見た目です。5,000円を切る値段が強みですが、レビューを見ると色落ち報告がいくつかあるので、取り扱いにちょっと注意が必要です。染料のせいなのか、水に濡れると色が落ちやすいようですね。

お手軽に今っぽさが手に入るのは良いですが、アネロ自体が安いのと、そっくりなカバンがしまむらからも出ているので、一気に流行って一気に収束しそうな気もします。中学生くらいでも使ってる子を見かけるので、元々はママバッグなのに「何歳までアリなのか」問題とか起きそう。

また、マリメッコがいつの間にかリュックを作っていました。おー、どれどれ、とお店に見に行ってみると、なんかマリメッコのイメージと違う…w ツルツルのナイロン生地、妙に多い金属パーツ、というあたりが残念でした。あと形がしっかりしすぎていてランドセルっぽいのも気になりました。カチッとした服装には似合いそうですが、うちはダラダラした感じなのでちょっと会わないかな、と選択肢から外れました。

まとめ

人間不思議なもので、流行っていると気になってしまいます。FUSEBOXが出た時のインパクトは個人的にすごかったので勢いで買いそうになりました。逆にここまで増えるとちょっと…と恥ずかしくもなってしまいます。メッセンジャーバッグに逃げといてよかった。

四角いリュックもだいぶ流行りすぎてる気がするので、これからリュック買うなら普通っぽいけど見た目と作りが良い Fredrik Packers に行くのが良いかもしれません。黒や紺色ならどの服にも合わせやすいので使い勝手が良いです。または、近い所でハーシェルサプライもありですね。

また、ママバッグとして使うカバンを探す時は軽さに注目すると良いです。日によっては結構長い時間持ち歩くことになるので、ただでさえ多い荷物に加えてカバンも重いと疲れちゃいます。生地が薄めのもの、仕切りやポケットの少ないシンプルな物は軽い物が多いのでおすすめです。

流行りすたりで考えると、値段が意外と参入障壁になる気もします。アネロは安いからどんどん利用者が増えていきますが、ミステリーランチはそんなに増えてません。

anelloのバッグ、なぜか普通のおばちゃんが普段着のまま背負ってたりして、どういう経路で入手したのか、なぜその格好にそのカバンなのか、と不思議に思う事がたまにあります。そっち系?の雑誌にでも載ってたのかな…。

カンケンも似たような感じだったんですが、たまーにデューク更家みたいなシュッとしたオジサンが見事に着こなし(背負いこなし?)ていてメチャメチャかっこ良い事例があります。

持ち手付き、手提げ風、四角いフォルムなどは特徴が強いので、流行が早いモノだとすぐ使いづらくなるかもしれません。もし最初のリュックを探している場合は、この辺を避けたほうが後で幸せになれるような気がしました。2個目以降ならどんと来い!ですね。

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