寒い日の公園遊びの強い味方、めちゃ暖かいハクキンカイロ

ハクキンカイロ

子育て中だと、どんなに寒い日でも天気が良ければ公園遊びに駆りだされます。子どもって寒さとか関係ないんですよね…。親は近くで見てるだけなんですが、動かないのでとにかく寒い!

以前は使い捨てカイロを持ちだしていましたが、持続時間がちょっと足りなかったり、夕方になるとパワーが落ちて冷めてきちゃったりします。ベンジンを燃料に使うハクキンカイロというものを使ってみたら、使い捨てより発熱量があり、帰宅してもまだ暖かくて助かりました。何度も使えるので経済的でもあります。

燃料はこういう液体を使う

ハクキンカイロ専用ベンジンのボトル

ホームセンターとかアウトドアショップに売っています。Amazonにも売っていました。ジッポーオイルでも代用できますが、専用のほうが臭いが少なそう、ススとか出なさそう、カイロ本体も長持ちしそう…ということで純正品を使っています。

ハクキンカイロは大・中・小の3サイズがあり、一般的には中サイズがよく出回っています。うちも中サイズの「ハクキンカイロSTANDARD」で、付属のカップ1杯で12時間、2杯入れると24時間も発熱します。

普段使いでは12時間で充分お釣りがきます。毎回12時間使うとして、純正燃料を1本買えば40回補充ができます。40個入りのホッカイロとだいたい同じくらいの価格になりますが、持続時間、発熱量が大きいのでこっちの方がオトクでした。

直に触れるとやけどするくらい熱い

ハクキンカイロを買うと付属のポーチがついてきます。普段はこれに入れて携帯するのですが、純正品はあまりかわいくありません。裸で持ったらどうなのかな?とケース無しで持っていた所、めちゃくちゃ熱くなって火傷しそうになりました。ポーチに入れることで普通のホッカイロ程度の温度になり、快適に使うことができます。

通称ジッポーカイロと呼ばれる物も似たようなケースが出ています。色とロゴのせいでめちゃくちゃ男らしい。僕的にはアリなんですがお母さんが持つにはちょっとイカツイ感じです。

カイロの大きさは今どきのスマホサイズくらい(iPhone5くらい)なので、布製の携帯ケースとか、デジカメポーチあたりで代用できます。こういう無印良品のフェルトケースとかもぴったりです。
無印良品 ウールフェルト携帯機器ケース » Annexia Web

親に自慢したら「知ってる」と言われた

あまりにも便利なので親に自慢した所、「ああ、それ子どもの時に使ってたわ」と返されてしまいました。本体や燃料のパッケージで古そうな気はしていましたが、そんな前からあったなんて!

公式サイトを見てみると、1923年からあったんだそうです。今から何年前になるんだ…?えーと、今が2016年だから 2016-1923=93 で、

_人人人人人人人人人_
> もうすぐ100周年 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

ちょっと半端ない歴史。親どころか祖父母どころか曾祖父様まで使ってたかもしれない勢い。

燃料の入れ方と点火の方法がちょっと面倒くさい

慣れればどうということはないんですが、燃料の入れ方がちょっと面倒くさいです。付属のカップは手で支えていないとダメなので、持ち方が安定するまでちょっと不安でした。

また、点火も理屈を知らないとちょっとだけ手間です。フタを外すとスチールウールみたいな物が見えていて、そこに火を近づけて点火するのですが、燃やすのではなく暖めるのが目的なんだそうで、燃えない程度まで火を近づけてしばらく待つ必要があります。燃やしちゃうとスチールウール状の部分が傷んでしまって交換になるそうです。

使い方はこちらの動画に超簡潔にまとまってました。1分ちょっとなのでサクッと見れます。

まとめ

エコで暖かくて便利な懐炉の話でした。寒い地方に住んでたお父さんお母さんに聞いてみると、知ってる方は多いかもしれませんね。

燃料さえあればずっと使えるし、点火をする触媒部分も丁寧に使えば3シーズン以上交換いらずで使えるそうです。そして使い捨てより暖かいのが嬉しい!

冬釣りや登山などのアウトドアでも愛用している人が多いそうですが、公園で子どもを見守るのもある意味アウトドア、棒立ちエクストリーム系です。レビューにも発熱量に驚いている人がいたので、一度ためしてみると良いですよ。

使い方や歴史などは公式サイトにも書いてあります。出てくるイラストが全部昭和です😄
http://www.hakukin.co.jp/index.html

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする