洗濯したはずの服から雑巾のような生乾き臭がしてきました。確かに洗濯して天日干しして、タンスにしまってありました。着る前はなんともなかったのですが、着てすこし汗をかいたら突然臭いだしました。しかもこれ、吸汗速乾のドライシャツです。
雨の日なんかにこういう臭いさせてる人をたまに見かけます。一日憂鬱なので、確実に消しておきたいです。
衣類の生乾き臭を確実に消す方法
ここに全部書いてありました。洗濯関連は石鹸百科を見ればたいてい解決しますね。
5種類の方法が書いてありますが、おおまかに「熱 / 薬品」の2つに分けられます。
熱系
- 煮洗い
- 衣類乾燥機
- 熱湯消毒
- アイロン消毒
薬品系
- 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)での殺菌
臭いの原因は衣類に残った汚れ+雑菌です。とりあえず雑菌を殺しておけば臭いは出なくなるので、熱か薬品で処理するようです。
このうち、熱湯消毒と過炭酸ナトリウムは実際に試したことがあり、効果を感じていました。それ以外の煮洗い、乾燥機、アイロン消毒は面倒だったり持っていなかったりという理由で試していません。冒頭のワカメみたいな写真は酸素系漂白剤+ぬるま湯で殺菌中の様子です。
上記のリストはナチュラル推しな石鹸百科の物なので、追加するとしたら「ワイドハイターでつけおき」「白くなっちゃうけど塩素系漂白剤でつけおき」とかでしょうか。
どの方法が一番ラクなのか?
酸素系漂白剤につけ込むのが一番ラクです。いきなり酸素系ってなんだ?と思いますが、薬局などに300円くらいで売っているこういう商品です。
タライにお湯を張って適当に溶かしこみ、臭い服を付けておくだけで済みます。1時間程度で済むそうですが、長時間つけておいても生地が傷みにくいようなので、結構放ったらかしにしています。臭いが出るのは下着系が多く、それほど高価なものでもないのでわりと適当です。
お湯の温度は40〜50度が良いとされています。お風呂場のシャワーなどは安全装置的な機能が40度のあたりに付いているので、それを目安に入れています。漂白剤の分量も適当で、お湯がヌルっとするくらいを目分量で入れています。
「漂白剤」という名前ですが色柄物にも使えるので気楽です。
酸素系漂白剤って何?
重曹やセスキ炭酸ソーダより強いアルカリ剤、なんだそうです。強いと言っても洗剤としては優しい方らしく、上記のように適当に使えます。洗濯石鹸として合成洗剤の代替品になったり、白さを売りにした洗剤にも配合されていたりするそうです。
お湯を入れたときの化学反応で漂白、反応後のアルカリ性で脱脂、という仕組みで洗浄するようです。詳しくはこちらを見ると早いです。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)での洗濯 – 石鹸百科
「ウールやシルク、金属の飾りや草木染めはNG」とありますが、そういった衣類っておしゃれ着洗いの洗剤を使ったり、クリーニングに出したりすると思うので、普段着程度ならアルカリ剤で十分いけます。
洗濯槽の掃除にも使える
洗濯槽にお湯と酸素系漂白剤を入れてしばらく置くと、ワカメのような汚れが沢山浮いてくるそうです。洗濯槽の裏についたゴミや汚れだそうですが、これらを浮かすのに高い効果があるそうで。
上記のシャボン玉せっけんのレビューにも衝撃的な写真が載っています。
Amazon.co.jp: シャボン玉 酸素系漂白剤 750gの う〜んさんのレビュー
僕も試してみましたが、洗濯機がまだ新しいためあまり汚れが出てきませんでした…。
洗濯洗剤に混ぜて使っていくと、洗濯機も一緒に掃除ができるので一石二鳥ですね。
ちなみに、我が家の普段の洗濯方法は
普段の生活ではひどい汚れがつかないので、洗濯機についている「時短モード」みたいなのを使っています。洗剤はNANOXを使い、白シャツが黄ばんできたなと思ったらワイドハイターを入れる感じです。
それなりに汚れは落ちるようですが、今回みたいにドライシャツ、つまり運動用で汗を大量に吸う物とかでは汚れが溜まってしまったようですね。
念入りモードで洗ったり、NANOXやワイドハイターでつけ置きしてもよかったのですが、今どきの液体洗剤ってすごく小さいので、なんとなくケチりたくなって他の方法を探したのでした。酸素系漂白剤は 1kg 近く入って 350〜400円といった価格なので、お財布的にも気軽に使えそうです。
雨の日は部屋干しもしますが、今回の方法は部屋干しで臭ってしまった服にも使えます。残った汚れ+雑菌、という原理は同じなので、同じ方法で対処ができるわけです。
まとめ
- 衣類が臭うようになったら「酸素系漂白剤+40度のお湯」につける
- 普段の洗濯にもちょっと混ぜていくといろいろ良いことがある
- 詳しくは洗濯百科とAmazonのレビューを参照
でした。
似たような記事を以前書いていました。この時はバスタオルの臭い取りをしました。