レールライトに使うLEDレフ球はGEライティングの物が良かった

GEライティングのLEDレフ球

レールライトってなんかオシャレな感じで憧れますよね。カフェとかで見かけて、部屋の中をスポット的に照らすのを真似したくなりました。

使う電球はLED一択です。ハロゲンランプとかほぼ白熱灯じゃないですか(暴言)。環境に配慮しつつ、消費電力を抑えて財布にも優しい。しかし商品自体は高い。そんなLED電球を4個も買って意気揚々とレールライトに取り付けた所、普通のシーリングライトと変わらない雰囲気になってしまいました。野暮ったさが抜けない😭

LEDのレフ球が見つからないので最初は普通の電球を使った

本当はレフ球を使いたかったのですが、当時はまだLEDで売られておらず、こういう普通の電球タイプを買ってきました。

向きを変えて4つ付ければいい感じになるだろう、と思って電気をつけると、光が拡散して部屋全体をぼんやりと照らし始めました。こ、こんなはずでは…!予想外過ぎる様子にガックリきましたが、他に打つ手もないのでそのまま1年くらい過ごしました。

LEDでレフ球が発売され始めた

技術的な問題が解決されたのか、数は少ないですがLEDでもレフ型が出てくるようになりました。当初はELPAとかちょっとマイナーなメーカーくらいから出て、そのうちパナソニックも出してきました。東芝はそんなに力を入れていないのか、種類が少ない上に高いです。

しばらくすると、GEライティングというメーカーのLEDが出てきました。パナ、東芝、さらにはELPAより安い!評価はまだ一桁台と少ないですが、レビューを見る限り買った人は満足しているようです。

GEってあのGE?General Electric? と製品画像を見てみると、あのGEでした。珍しいところが出てきたぞ、ちょっと試してみようか、と買ってみました。

GEのLEDライト

GEライティングのLEDスポットライト

GEライティングのLEDスポットライト

見た目はこんな感じです。放熱板とかは付いていなくて、全体的に白いプラスチックに覆われています。光が出る部分は拡散させるような模様がついています。

GEライティングのLEDスポットライト

スペックはこんな感じ。7Wで500ルーメンの明るさ、光が差す角度は35°、色は2700K(オレンジの電球色)です。白熱灯で言うと65W相当の明るさのようです。

他社のLEDレフ球と比較してみるとこうなります。

メーカー名 消費電力 明るさ 照射角度 白熱灯で言うと 価格
GEライティング 7W 500ルーメン 35° 65W相当 1,280円
パナソニック 6.4W 450ルーメン 60° 60W相当 1,807円
東芝 6.4W 425ルーメン 60° 60W相当 1,800円
ELPA 6.0W 485ルーメン 100° 60W相当 1,453円

大体同じくらいのスペックで、GEはワット数が高い分明るいです。注目する点は照射角度で、他社が60〜100°と広めなのに対し、GEだけ35°と絞られています。

以前IKEAのレフ型蛍光灯電球を買ったことがありまして、レフ型なのに照射角度が100°くらいある物だったので全体的に明るくなって意味ねぇ〜〜!という経験をしたことがあります。拡散する分だけ光も暗くて、マジで意味ない電球でした。GEの物は方向が絞られていてしっかりと照らしてくれるため、光の強弱をつけられます。

GEのLEDライトの使用感

GEのLEDライトで照らされたエヴァンゲリオン第1巻

こんな感じになります。天井から1mくらいの位置にエヴァ第1巻を置いてみました。照射角が狭いので狙った位置をスポットライトのように照らしてくれます。狙った位置は明るく、それ以外は暗く、ホテルとかギャラリーみたいな雰囲気にできます。

光はしっかり床まで届くので、真下に向けても明るいです。が、せっかくこういうライトなので、テーブルの上とか、壁にかけた飾り物とか、棚においたフィギュアとか、目立たせたいものに向けて使うのが良いです。

また色も自然な暖色なので、ご飯も美味しそうな色になります。以前はキラキラのハロゲンランプ(IKEA製)を使っておりまして、あれに近い色味・強さで照らせます。

光量が結構あるため、6畳の部屋に4つ付けたら明るくなりすぎました。今は2個+普通の電球型1個を付けています。このレビューにも似たようなことが書いてありました。

電球の色にこだわりを持つ

電球の色は大まかに3種類あります。

  • オレンジの電球色
  • 自然な白の白中色
  • 青っぽい昼光色

人間は太陽の光の色によって交感神経/副交感神経を切り替えているらしく、働くときは昼間のような白く明るい色、休むときは夕暮れのようなオレンジ色が良いとされています。

家にいる時 = 学校や仕事から帰ってきて休んでいる事が多いので、我が家では極力オレンジ色の電球色を使っています。ご飯もおいしく映るし、心身ともにリラックスできる…ような気がします。気がします、というのは「言われてみればそうかなぁ」「この話、知らなければ別に昼光色でも暮らしてたしなぁ」とも思っているからなのですが…。

電球の色の話はこの本で読みました。日本は明かりに対する関心が低くて白い光が多いけど、電球色のほうがリラックスできるよ、クリエイティブな発想もしやすくなるよ、とか書いてありました。おしゃれカフェとかで白い光をギンギンに照らしてるお店とかないし、実際に雰囲気良くなるので家ではオレンジでいいかなぁ、と思っています。

電気代の比較

LEDに変えると電気代が安くなると言われます。実際に電気エネルギーを表すワット数を見ると、白熱灯と比べて桁違いに少ないです。どれくらいオトクなのかを計算してみました。白熱灯60Wの明るさを基準に、1日8時間、1ヶ月使った場合はこうなります。

電球の種類 ワット数 1ヶ月あたりの電気代
白熱灯 60W 317円
蛍光灯型電球 11W 59円
LED電球 7.8W 42円

リビングなどでは電球を複数個使うので、実際はこれの4〜6倍くらいになります。家全体だともっとかな。結構差があるし、お金かかってますね。

蛍光灯型が意外と健闘していますが、スイッチを入れた直後が暗い、寒さに弱い、という弱点があるので、今後乗り換えるならLEDでしょう。

電気代の計算

電気代は簡単な掛け算で出せるので、このページで見れるようにしました。下のフォームにワット数を入れて「計算」ボタンを押すと1ヶ月分の電気代が表示されます。

消費・待機電力
(W)
一日の使用量
(時間)
使用日数
(日)
1kWh 単価
(円)

※全国電気料金の平均は 1kWh 単価 22円です。


上の計算機は このURL ですぐに表示できます。便利に使ってみてくださいね。

電気代と言えばエアコン

以前エアコンの電気代について記事を書きました。

エアコンのドライと冷房どちらも一日つけっぱなしで30円くらいだった

ここでは「24時間付けっぱなしにして30円」という結果が出たのですが、上の計算機で出してみると、エアコンの消費電力は平均で50Wくらいになるんですね。冷やすときだけガーーッと動いてワット数が上がりますが、部屋の温度がある程度まで下がれば弱い扇風機のようにゆるく風を送り出すのみです。パワーの強弱が激しいですね。

似たものにドライヤーや電子レンジがあり、それぞれ消費電力は高いのですが(高いゆえにブレーカーを落とす犯人にもなりがち)、使う時間が短いので24時間で見たら消費した電気量は少なかったりします。

逆に、意外と電気を食っているのが照明やテレビで、利用時間が長いためジリジリと電気代を増やしていきます。キッチンやリビングなど、照明をつける時間の長い場所はLEDに変えておくと、結構すぐに元がとれます。

テレビは大きいものだと100Wほどの電気を使います。60インチで4Kだ!とかやってるいると250Wとかになります。1日8時間使うと1ヶ月で1320円の電気代でした。明るさを上げるとさらに高くなるので、ほどほどな明るさにする、こまめに消す、などの対策をすると節約になります。

まとめ

  • LEDでレフランプを探しているならGE製がおすすめ
  • 照射角(ビーム角)の狭いものを選ぶと部屋のおしゃれ感アップ
  • 色はオレンジ色の電球色がおすすめ

でした。

GEのLEDレフランプ、実は2倍の明るさも出てました。お値段もちょうど2倍、使用電力は2倍弱といったところです。めちゃめちゃ明るそう。

また、一般の家にレールライト(別名ダクトレール)を導入する際、既についている引掛シーリングをそのまま使える商品があります。値段は6,000円〜とちょっと高めですが、普通の丸いシーリングライトに飽きてしまった方には結構おすすめです。

我が家には上のELPA製のものと、+3,000円の無印良品製の2つを使っています。無印の方はリモコンが付いていますが、使わないので無駄感がありました。見た目はどちらもほぼ同じで、できることも同じです。

さらに、「ダクトレールにつける引掛シーリング」というややこしくも便利な商品があります。レールライトに今までと同じシーリングライトが付けられるので、使えるライトの幅が増えます。我が家ではリビングテーブルの上に吊り下げ照明を吊るし、レフランプで周辺の壁を照らすようにしています。おすすめですよ😄

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