ニキビ跡を消そうとロゼットのゴマージュを使ったら鼻がツルツルになった

ロゼット ゴマージュ ノーマルタイプとモイスチャータイプ

ニキビ跡に少し悩んでいます。思春期には人並みにニキビができて消えていったのですが、なぜか30代になってから突然ニキビがたくさん出来た時期があり、潰したわけでもないのに跡が残ってしまいました。

既婚男性なのでそこまで深刻じゃないんですが、鏡を見るたびに頬に目が行ってしまいます。そういえばウッチャンナンチャンのナンチャンの方、ニキビ跡ひどかったのにいつの間にかキレイになってたな、たしかピーリングだったかな、とAmazonで「ピーリング」と打った所、ロゼットのゴマージュという商品が出てきました。評価が1,000を超えていて、値段も300円と安かったので試してみました。

ノーマルタイプとモイスチャータイプがありました

最初に買ったのは2014年で、その時は青い方しかありませんでした。最近見たら「モイスト」と書かれた赤いほうが増えていたので、そっちも買ってみました。

モイストのほうが香りがちょっと強くなっていますが、流せば気にならない程度のものです。しっとり感はしているような…?この辺は好みですね。個人的にはどちらでも良いですが、モイストの方がなんとなく安心感があります。

初めてのピーリング

ロゼット ゴマージュ ノーマルタイプとモイスチャータイプ 裏

裏側の説明を読むと「洗顔後に水を拭き取り、マスカット程度の大きさを出して顔をマッサージ」とあります。言われたとおりにやってみるとポロポロと消しカスみたいな物が出てきます。あー、溶剤が固まってポロポロ削れてる感出してるんだね、プラセボっぽいね、と冷めた感じで顔を流しました。

1回ではさすがにニキビ跡消えないですね…と鏡を見ていると、なぜか鼻が光っていました。触ってみるとツルツルで、角栓のザラザラ感がありません。ポロポロが多く出たのも鼻のあたりだったので、本当はダメですが連続して使ってみました。すると1回目ほどポロポロが出ません。なんじゃこれ…!と思いながら、説明通りに2〜3日あけて使っていきました。

ニキビ跡にはそれなり / 角栓に効果絶大

頬からポロポロがあまり出ないせいもあって、ニキビ跡にはあんまり変化がない日が続きました。地道に1年ほど使っていると、以前より薄くなってきたような気はします。

それよりも鼻です。あいかわらず鼻が光っていて、詰まっていた角栓が消えていました。小鼻の端の方などにちょっと残っていますが、全体的に見て黒ずみは100%消えています。毛穴がスッキリしている…!?

角栓は夏によく増えて、結構気になっていました。気が付くと鼻の頭がブツブツになっていて、メンズビオレの毛穴パックとか、奥さんのクレンジングオイルを借りたりしていました。が、どちらもそれほど効果がなく、面倒くさくて風呂あがりにタオルで擦ったりしていました(肌が荒れるので本当はダメ)

ロゼットのゴマージュを使うようになってから目立つ部分はおおかた取れてしまい、毛穴に何も入っていない状態になりました。

肘のガサガサにも効果絶大

年中ではないのですが、気が付くとたまに肘がガサガサになっています。冬場は荒れてかゆみが出たりもします。パッケージに「ひじ、ひざ、かかとにもOK」とあったので使ってみたところ、ボロボロと大量に消しカスが出てきれいになりました。面白いくらいに取れる。

そもそもピーリングとは

ピーリングと聞くと、じゃがいもの皮をむく「ピーラー」を連想します。ああいう感じで皮膚の表面を薄くはがしているんだろうなと思っていました。Wikipediaを見てみるとこうありました。

ケミカルピーリング(chemical peeling)とは、アルファヒドロキシ酸(AHA)やサリチル酸などの薬剤を皮膚の表面に塗布し、新陳代謝の悪くなった角質層を剥がす治療法である。角質を溶かすのではなく、角質間の結合を弱める作用がある。そのため、施術後は自然に角質が剥がれていく。
ケミカルピーリング – Wikipedia

溶剤で弱く溶かしていると思ってたんですが、固まってる角質をバラしているんですね。で、結果として「皮をむく」というわけです。

ロゼット ゴマージュでは「AHA(フルーツ酸)」とあり、乳酸、リンゴ酸、クエン酸の3種類が使われています。Wikipediaの説明文にあるサリチル酸は魚の目除去テープとかに使われていますね。あれも角質をふやかして除去します。

角質は死んだ皮膚が固まったもので、素材としてはタンパク質になります。本来は表面で固まり皮膚を保護する役割がありますが、厚くつき過ぎると見た目が悪かったり、皮膚の弾力性の邪魔(シワともいう)をしたりしてしまうようです。逆にムキすぎると弱い皮膚がむき出しになってしまうので、傷つきやすくなったり、荒れてしまったりするようです。

この辺は個人差があるので、厚く付け過ぎるのも良くないですが、剥きすぎるのも良くないですよ、ということみたいです。

ちなみに、角栓も成分としてはほぼタンパク質です。皮脂が詰まる→油の塊と思っていましたがタンパク質でした。そのためロゼット ゴマージュできれいに落ちたんですね。

通常タイプとモイストの比較

ロゼット ゴマージュの中身 ノーマルとモイスチャー

モイストを買い足した時に並べて写真を撮ってみました。通常タイプのほうがちょっと弾性のあるゼリー状で、モイストはクリームっぽくなっています。色も白いですね。

パッケージ裏の成分表を見比べてみると、「豆乳発酵液」が保湿剤として添加されているようです。イソフラボンの保湿化粧水とかをよく見かけるので、ああいうのが入ってるんですね。

使い方と注意点

パッケージに「洗顔後、タオルで拭いてから使ってね」とあります。どうも水分があると良くないようで、クリームが薄く伸びてしまって固まらないことがありました。

「塗って1分ほど優しくマッサージ」とも書いてあり、これは肌荒れをさせないための大方の目安だと思っています。皮膚が弱い人はより短い時間で軽く使うほうがよく、逆に強い人は多少長い時間使っても良いです(自分で実験済み)。ただし調子に乗って擦りすぎているとあとで少しヒリヒリするので、欲張らず少しずつ剥いていくというイメージで使うと良いです。

Amazonレビューを見ると「ポロポロの消しカスで角質を削っている」と書いている人がいますが、それだと鼻に多く出て頬に出ない現象の説明がつきません。また連続使用すると消しカスの量が減るのも同様です。

ビニールの上でこれを使っても全く同じようにポロポロと偽角質が取れます

というレビューもありましたが、この場合は手のひらの角質が取れてます。3回位やると固まらないはず。

また、「ワキガにも効いた」というレビューもありましたが、こちらは検証できていないので分かりません。しかし、もし効果があるなら安く済んで良さそうですね。

まとめ

でした。

より詳しい使用感を知りたい方は各レビューをどうぞ。こういう商品なので女性のレビューが多いですが、オイリー肌な男性にも向いていると思います。5年後くらいにマンダムが男性向けで商品化してる予感…!

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