デンタルフロスで歯ぐきから血が出なくなりました
デンタルフロスやってますか？僕はなんか苦手意識があり、ずっと使ってきませんでした。最初に取り出す糸の長さがわからなくて、指に巻いたら歯に通す幅が 5mm になったりするし、歯に通すときに「バチン！」となって歯ぐきに当たり、血をよく出していました。だから嫌い。
「歯と歯の間の歯垢を取ればいいんだろ？毛先の細い歯ブラシで代用すればよくない？」と思ってずっとやってきています。虫歯もできてないし。
詰め物が取れたときに歯医者に行ったときにお口の掃除もしてもらったのですが、「歯と歯の間が汚いのでデンタルフロスを使ってください」と言われてしまいました。歯ブラシで頑張っているけど駄目なの？
3 年ぶりに歯医者に行きました
別の記事 虫歯がないのにジャンプすると上の奥歯が傷む に書いてある「コンクール」という歯磨きジェルが超優秀で、これを使うようになってからもう 10 年以上新しい虫歯ができていません。歯磨きのタイミングは朝起きたときと寝る前だけ、おやつも普通によく食べる、そんな状態でも問題なかったので、口の中はきれいになっていると思っていました。
虫歯はないですが詰め物が取れてしまったので歯医者に行きました。実に 3 年ぶりです。そこで上のように言われてしまいました。もしかして毛先の細い歯ブラシ、歯周ポケット（歯と歯茎の間の溝）はきれいにするけど、歯と歯の間はちゃんと磨けてない…？
歯医者に細い針みたいなもので歯ぐきをつつかれながら「軽い歯周炎もあります」とも言われました。これでも結構頑張って磨いているんだが？？
奥さんはフロスを普通に使っていた
うちの奥さんはずっと前からデンタルフロスを使っています。なので家にフロスがあり、たまに勧められて使ってみて、バチン！とやってまた敬遠する…という経験を数回したことがあります。
ただまぁ歯医者に「汚れてる」と言われたのでちょっと気になって歯間ブラシを買ってきて使ってみましたが、これはこれでやりづらいし面倒。しかも歯医者いわく「歯間ブラシだとちゃんとキレイにならないから…」とのことで、確実にフロス包囲網が狭まっています。
歯間ブラシのストックが切れたところで観念して、フロスに再入門しました。
糸をちょっと長めに出せばよかった
糸の出し加減がわからずにイライラしていたんですが、ちょっと長めに出して、両手の指に 2 周ずつくらい巻ける長さにしたらいい感じになりました。長く出しすぎた時は「なんかもったいないな…」という気持ちになりますが。
前歯は問題なくできました。糸をしっかり指に巻けば安定するので、歯の上から歯ぐきまで「バチン！」と振り下ろす無慈悲な神の雷鎚を起こさずに済みました。ただ奥歯が慣れなくて、指が入れにくいわ、上の歯がやりにくいわで、最初はサボったりしていました。1 ヶ月くらいしたら奥までできるようになりました。
するとどうか？一ヶ月も続けると、逆に「フロスを使わないと気持ち悪い」という気持ちになってきます。歯医者にも「それくらいになるまで続けてね」と言われており、ついにその境地に達したのかと感慨深いです。
あと、フロスを始めた時は糸がめちゃくちゃ臭かったんですが、あれが減りました。唾液の臭いがちょっとするくらいで、歯垢の臭いがあまりしません。ってことは、最初はマジで汚かったんですね。フロスが習慣化してから 3 ヶ月くらいして歯医者に行きましたが、別の看護師さんだったんですが「全体的にきれいなので、次は半年後でもいいですね」と褒められました。すごいなデンタルフロス。
奥さんはちょっといいフロスを使っていた
冒頭の写真に高そうなのと安そうなのが写っていましたが、奥さんもはじめは安そうな方、REACH を使っていました。たまに GUM とか他のメーカーになっていましたが、使いやすかったのか REACH に戻っていました。
しかしいつの頃からか、高級そうな糸を使っていました。聞いてみると「通っている歯医者も利用していて、フロスで掃除されるときに気持ちよかったし汚れもよく取れるらしいので買った」とのこと。
高いやつの名前は fluorfloss（フロアフロス） というらしく、家にあるデカいやつは 250m も入っていますが定価 3,000 円もします。おい、糸やぞ？REACH は 500 円で売ってるぞ？（50 メートルだけど）。
計算したらあまり変わらなかった
フロアフロスがデカいということもありますが、1 回 30cm を使う場合 3.6 円です。REACH は 500 円で 50m なので、1 回 30cm を使う場合 3 円です。マジで？6 銭差？あの高そうな見た目で 6 銭差？
しかも、高そうなあの入れ物が微妙にすごくて、糸を出すときに 10cm 刻みくらいで軽く止まるようになっていて、毎回自分の好みの長さを確実に出せます。あとフロアフロスの一番の強みが糸の太さと柔らかさで、これはもう見てわかる太さ。REACH の 2 倍くらいあります。でもちょっとフワフワしていて歯の隙間にもしっかり入る。
あと歯って立体的で丸くなっているので、直線的な感じで糸を通しても汚れが残るんですが、太い糸のお陰で REACH よりも汚れを落としやすいです。毛足の長いモップみたいな感じ。
フロアフロスはイタリア製らしい
ホームページに書いてありました。よく見たらパッケージにも「Made in Italy」って書いてありました。公式サイトにも「繊維の国イタリア」とかいてあって、まぁおしゃれなスーツとかのイメージがあるからそうなのかな…？でもあのトヨタだって最初は繊維メーカーだったしな…？とちょっとモヤる感じはありますが、多分言ったもん勝ちでしょう。
フロス、実はまだちょっと面倒
夜時間がないときに歯磨きして寝る準備してるときに「あーーーーフロスあったわ」ってなることが何度もあり、正直まだちょっと面倒です。でも歯医者に褒められたし、血も出なくなったし、口の中がすっきりするので、これからも続けていこうと思います。
