アルミサッシ窓の防寒対策でカーテン下の冷気を止める

アルミサッシ窓の防寒対策

アルミサッシの窓がめちゃくちゃ冷たいです! 畳の部屋に布団を敷いて寝ているのですが、冬になると床スレスレの長さに調整してあるカーテンの下から冷たい風がスーーーーッとやってきます! コールドドラフトってやつですね。床に寝ているので寒いし冷気が顔にあたって夜中に起きることもあります。

市販の製品でベストな対策ができたので、この度はご紹介します。

ビニールカーテン+冷気止めパネル+アルミサッシ断熱テープ+窓シート

アルミサッシ窓の防寒対策

窓の周りにゴテゴテ貼っていくわけですが、合計3,000円くらいで一部屋対策できます。高いと見るか安いと見るか、それはお宅の暖房費次第…。効果の高かったものから順に説明します。

ビニールカーテン

実際のところ、これが1枚あるだけで8割がた解決します。部屋をビニールハウスみたいにできるやつで、冷気がぜんぜん来なくなります。地面に付くほどの長さがポイントです。

使い方は簡単で、お使いのカーテンの窓側にこのビニールを足すだけです。設置は5分くらいでできます。2枚入っていますが、ビニールの切れ目が隙間にならないように重ね合わせて、床もシワにならないようにビッチリ丁寧に設置すると良いです。

ビニールは空気を通さないので、冷たい空気が入ってこないようにフタをする、という画期的な商品でした。

唯一の弱点

カーテンの位置に依存するので、窓から少し離れたところにかけることになります。そのため両端に少し隙間ができてしまうので、何か重しを置くとか、ちょっと意識して丁寧に設置する必要があります。

冷気ストップパネル

冬になるとホームセンターにたくさん並んでいますね。これ単独だと心もとないんですが、上のビニールカーテンの補助として使うと良いです。

このパネルはマジックテープで窓枠に固定して使うため、窓との隙間を作りません。ぶつかってもずれたりしないので、安心簡単に使うことができます。ビニールカーテンとセット販売もしています。

セットで使う利点として、結露した窓がビニールカーテンにくっつかない という物があります。加湿器をつけているとどうしても窓が結露しますが、冷気を嫌がってカーテンを窓に近づけていると、開け締めの際にあたってしまうことがあります。パネルがあることで接触から守ってくれるのでめちゃくちゃ便利です。

アルミサッシ断熱テープ

アルミサッシは結露もしやすいので、保温と結露防止を兼ねて貼っています。色は3色あり、普通はシルバーを買っておけば見た目も変わりません(自分は間違えてブロンズを買ってしまいました)。

断熱性能は確かにありますが、これだけでは根本的な解決になりません。結露に困っている場合は買ってみると良いです。防寒ならビニールカーテンを試しましょう。

欠点

加湿器をつけていると、このテープの上に結露します。数シーズン使っているとホコリが溜まったり黒カビが付いたりするので、たまに掃除するか、数年に1度張替えする必要があります。

窓シート

これは結露対策で使っていました。防寒にもなりますが、面積が狭すぎて気休め程度です。結露した水を吸ってくれるので便利でしたが、これ自体がカビてしまったり、剥がした後が付いてしまったりするのでちょっと微妙です。上3つの製品を使っていたら、窓シートは不要かもしれません。

まとめ

日本の家の窓ってどれも冷たいし結露しがちですが、市販の製品でだいぶ良くなります。使う時期は冬の間くらいなので、暖かくなったら外して片付けています。ビニールカーテンとパネルくらいならそれほど邪魔になりません。

3,000円程度の投資で月々の光熱費がある程度浮かせる+この効果が5年以上続く(ビニールカーテンは2017年から使っています)、とすると、コスパはかなりいいです。見た目はちょっと貧乏くさいですけどね…。

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