後付けのガスコンロを使っています。炒め物や揚げ物で油がはねるのでレンジガードを付けています。
以前は背の高いアルミホイル製のレンジガードを使っていましたが、大きめのフライパンを移動させるときによくぶつかってしまい、クシャクシャになってしまいました。何度もぶつかる→直す、を繰り返しているうちに穴が空いてしまい、見た目も使い勝手も悪くて嫌だなーと思っていたのです。
奥さんが「硬いレンジガードが便利らしいよ」とどこかで聞きつけてきたので早速買ってみました。
1,000円前後で買えるイワタニのレンジガード、2年くらい使ってます
使い勝手はとても良いです!
どこが良いのか?ぶつかっても凹まないの一言につきます。わが家はコンロの右側スペースがほとんどないため、コンロ上の鍋やフライパンを移動させようとするとどうしても左側に動かします。
そして今までだと左側の部分がクッシャクシャになって見栄えが悪かったのですが、これだと多少の力では凹んだり曲がったりしません。たまにぶつけてますが「ベコン」と鋼板の音がするくらいです。
似たような硬いレンジガードはいくつかありますが、上の物が最安のようです。他のものは2,000円〜4,000円といった感じでしょうか。
素材がガルバリウム鋼板
ガンダニュウム合金っぽい響きですね。素材はガルバリウム鋼板と言うそうです。見た目はほとんどトタン板ですが、鉄の板にアルミと亜鉛の合金でメッキしてあり、素材特有の模様が出ています。工場の配管やダクトっぽいです。
2,000円以上する他のレンジガードは大抵フッ素コートで見た目もスタイリッシュですが、ガルバリウム鋼板の方が見た目がちょっと安っぽいというか男らしい?んですよね。
うちはキッチンの隅っこに置かれているのと、自分の性格的に見た目より機能性重視なので気にならないですが、かわいいキッチンを目指したい人にはちょっとオススメしづらいところがあります。
お掃除の時にちょっと注意点がある
ガルバリウム鋼板の特徴としてサビに強いので、水や油がはねてそのまま放置しても問題ありません。ただし、はねた油が固着して焦げ付くことはあります。
この焦げ付きを早めに落とせばよかったのですが、2年分汚れをためてしまったのでセスキ炭酸ソーダ水に付けて落としました。ガルバリウム鋼板はアルカリが付着すると白く変色する性質があるため、上の写真のように少し白っぽくなってしまいました。低濃度や短時間なら変色しないのですが、ちょっと注意が必要です。
ガステーブル専用
レビューにもありますが上の物はガステーブル専用です。両側の板の足が長く裏面の下が大きく開いていて、ガスホースなどを通せるようになっています。システムキッチンでは使えないのでお気をつけて。
同メーカーからシステムキッチン用も出ていました。こちらの方がちょっと高いですね。あとフッ素加工なので濃い目のグレーで見た目が良いです。
そんなわけで
フニャフニャのアルミ箔の油はねガードに嫌気が差していたら超オススメです。毎日料理していても、2年は交換せず使えます。壊れることがなさそうなので、5年くらいして見た目に飽きたら交換になりそうです(飽きるのかな…?)。
ガルバリウム鋼板は実際に工場のダクトや建物の屋根、壁面などに使われているそうで、建築現場でも使われる強さ・無骨さが良いですね。