テレビ周りはコンセントがゴッチャゴチャになります。壁についているコンセント穴が2個しかないのに、電源を欲しがる家電が10個くらいあります。
電源タップでタコ足にしているので配線の取り回しも大変だし、掃除も大変です。テレビの裏なんか掃除機を突っ込めないのでホコリが溜まりやすく、気が付くとモサモサになっています。
電源タップにホコリがたまると トラッキング という現象が起こり火がつくそうです。コンセントの金属部分にホコリがたまり、水分が増えてくると火花が出始め、火災につながります。
実際に経験したことはありませんが、古い家電なんかはバチバチ火花が出る時あるので、綿状になったホコリならすぐ燃え移りそうですね。
なぜBluelounge(ブルーラウンジ)以外なのか?
A. 高いから…(涙)
もうこの一言につきます。ブルーラウンジのプロダクトはしっかりデザインされているし、価格にデザイン費が上乗せされているのもわかっています。実際手元に置くならかわいいものの方が良いので、見える位置に置くならブルーラウンジの奴買います。
ただ、ケーブルボックスって見えない所に置くんです。 人によって違うかもしれませんが、うちの場合はテレビのまわりとか机の下とか物陰とか、あんまり見えない所に置くんです。見えないのに3,000円も払いたくないんです!!!
ケーブルボックスという分野は上の写真のようなブルーラウンジ製が最初だったはずで、特に一番最初はデカイ奴だけでした。初めて見た時は「なんて画期的な商品だ!そして高い!!」という感想を持ちました。
しばらくすると小さいサイズも出てきました。ちょうどお給料が入った時だったので、普段はちょっと我慢するお値段ですが大小1個ずつ買いました。
家にあるBluelounge CableBox / CableBox Mini
こっちが大きい方です
中はこんな感じ
大きい方は8〜10個口の電源タップが入ります。うちで使っているのはバッファローの10個口タイプですが、上側と側面に5個ずつ付いているので意外と短いです。
続いて小さい方
中はこんな感じ
こちらは5個口くらいのタップまでしか入りません。デカイ方はホントに大きいので、適材適所で使い分けると良い感じになります。
ケーブルボックスの黄ばみ
そして黄ばみです。白い方は紫外線に当てると黄ばみます。この部分だけ日当たりのいい場所に出ていたのでキレイに日焼けしました。
この黄ばみはAmazonレビューでも指摘されていて、見える位置に置いていた人が涙目になってました。紫外線は蛍光灯からも出ているので、日光の当たらない場所においていた人も黄ばみ報告していました。また、レビューで「タップの熱のせいだ!」と書いてある人がいましたが、それだと内側が黄色くなるはずでただの勘違いですね。
ちなみにプラスチックの黄変はワイドハイターEX(酵素の方)に漬け込んで数日間陽に当てると取れるそうです。
2010/09/05:プラスチックの黄ばみを取る – trashbox.homeip.net
ホコリのたまり具合
意外とホコリが溜まります。トラッキングの原因は主にホコリなのでこいつを減らしたいわけなんですが、箱のなかでも結構たまります。空気穴代わりのスリットから侵入してくるみたいです。
購入したいケーブルボックスを具体的にイメージする
- お値段は2,000円以内
- 形はブルーラウンジと同じで良いのでスリットは前後2個
- 箱の上で充電とかしないので
- ホコリ入ってきたら意味ない
- 発熱は少なく、これ以上の空気穴は不要
- 大きさもブルーラウンジと同じくらいが良いが、多少背は低くても良い
- 素材はブルーラウンジと同じような難燃性プラスチックだと嬉しいが特にこだわらない
こんな感じです。ブルーラウンジが半額くらいで買えるなら全然そっちでいいんですけどね…。なんか割りに合ってない気がするんですよね。ではAmazonに「ケーブルボックス」と入れて検索してみましょう。
理想のケーブルボックスを探す旅
検索して出てきた順です。
バッファローのコピー品
結構早い時期から出していたバッファローのボックスです。パクリ商品にありがちな「ちょっと便利そうな機能足しといたよ」感がありますね。
側面のスリットが1個増えていて、床に直置きした時に活躍しそうです。フタにも穴が開いていて充電ステーションにもできるのがポイント。底にも穴が空いて放熱には自信がありそうです。お値段も強気の定価4,000円台から実売1,745円と、現実をよくわかっています。色も白黒両方出ていて、評価も高いですね。
レビューを見ると致命的な弱点があるようで、「裏側のゴム足の接着剤が溶け出てくる」そうです。買ってすぐ剥がせば問題ないそうですが、今でも同じテープを使ってるんでしょうか?
あと「ホコリが入ってくる」というレビューもありました。穴が多いから仕方ないところですね。サイズもちょっと大きいそうです。
謎の中国製
TSdrenaという知らないメーカー製です。安くて知らないメーカーの時はだいたい中国製なんですがどうなんでしょうか。
商品写真をみる限り、ブルーラウンジを丸パクリしてロゴだけ取ったように見えます。サイズも全く一致してます!w 重量が軽いので素材は薄そうです。
レビューを見るとだいぶ汚れた商品が届くようです。全部がひどいわけではないみたいですが、セロテープのはがし跡、油汚れ、凹み?、包装の破れなどがあるそうです。中国製を買う時によく見かける内容ですね。
汚れは落とせそうだし、見えない所で使うし、割れたり壊れたりしてても返品できるようなので、これで良いかな〜という気がします。安いし。
上窓付き、安心の日本製
上の中国製より安いです。色は黒、白、茶色、朱色があるみたいです。サイズ違いも有り。細かいスイッチ付きのタップを使っている場合は上のフタの窓から操作できるそうです。
レビューを見てみるとおおむね良い評価が多いですね。値段と質感のバランスの取れた商品のようです。作りも良さそうですね。上の窓いらないけどこっちでもいいかな。
質感イマイチ桐の箱
投稿時になんか値段が0円になっちゃってますが、Amazonで見ると1,680円です。木製で、ちょっと仏壇用品とかアジア雑貨風な感じ。色は茶色、黒、ナチュラルの3色があります。
ブルーラウンジと比べてだいぶ絞ったサイズは魅力的ですが、ホコリ穴が多すぎるのでちょっとパスですね。木製なのも特に惹かれません。質感も期待しすぎるとちょっとガッカリするようです。
ナチュラルの方のレビューに無印の棚によく合う
とありました。無印の家具に囲まれているムジラーとしてはちょっと気になります!
Amazon.co.jp: ottostyle.jp ケーブルボックス 電源タップ&ケーブル収納 桐無垢材使用 …の moimoiさんのレビュー
質感イマイチ桐の箱 その2
こちらも木製。上と同じ桐の箱ですね。日本製で余計なスリットもなく、値段はほかと比べてちょっとお高めですが、ナチュラルな風合いが素敵なんじゃないかな…?
…ん?
…んん?
なんで変な焼き印を入れたの!!横の変な凹みって意味あるの!!? 便利な保存箱
って書いてある箱。シュールすぎる。これを思い出しました。
向井理のTシャツ英字日本語訳「信じてください。私はケツの穴です。」
これ知らなかった。向井理すきなのでこれはちょっとつらい。服の色だけで選んだな。
エレコムの上蓋がゆるい箱
エレコムとバッファローはパソコンのサプライメーカーで、正直違いがよく分かりません。どちらも似たような商品をよく出してますね。キーボードとか。
こちらの商品はスリットは控えめに、上蓋の穴も隙間を最小限にしてあり、ホコリ対策が行き届いています。色は白黒2通りでサイズも大小2通り。箱の上で充電する人には良さそう…と思ったんですが、レビューに致命的なことがかいてありました。「フタが外れやすい」んだそうです。
フタはパチン!とハマるタイプではなく上に載っているだけのようで、箱のなかにケーブルをたくさん入れたり、フタの上に伸びたケーブルを引っ張ったりするとフタが外れるそうです。めんどくさ!!
いつも安定してダサいサンワサプライ
こちらもエレコムと同じくパソコンのサプライメーカーですね。サンワダイレクトはサンワサプライの直販サービスの名前ですが、自分の所じゃなくてアマゾンでも売ってるんですね…。
サンワサプライ製は作りはそれなりに丁寧なんですがどこかいつもダサいんです。無駄にツヤッツヤにしたりとか、丸っこすぎたりとか。今回の物もなぜ中途半端なツートンカラーにしたのか、担当者のファンシー趣味なのか、考えだすと頭痛くなりそうです。却下却下。
メモリのイメージが強いグリーンハウス
DIMMとかUSBメモリとか、最近だとディスプレイアームのイメージが強いグリーンハウス。こんなオシャレチックな物を出してたんですね…。カラバリも多くコントロールキー好きにはたまらないのかもしれませんが、今時はアイソレーションキーボードが主流でこの形は絶滅危惧種なんじゃないんでしょうか?黒電話的にその内レトログッズ扱いになりそうです。ホコリ穴も大きいので却下ですね。
ちなみにディスプレイアームは600件以上のレビューが付いている名品です。アームの中でも価格が安く、強度もあり、利用ユーザーも多いので導入検討しやすいのが特徴です。
またサンワサプライ…木目調のプラスチック箱
またサンワサプライ製です。今度はバッファローみたいに上蓋と側面に穴が空いています。木製っぽいんですがプラスチック製でした。これはどう考えても安っぽくなる。
商品画像に設置例があったんですが、ここに置くなら木目調じゃなくてもいいし、上のスリット塞いだほうがホコリ入らないんじゃないかな…。サンワ…。
少女趣味
お花がありました。かわいいですね。色は白のみですが花が4種類あるそうです。そしてなんと組み立て式。
レビューを見ると散々ないわれようで、組み立てられない、花からケーブルが出せない、蓋が閉まらないなどずいぶん残念な感じです。まぁ要らないかな…。
大体こんなところでした
ざっと見た感じ、大体こんなところでした。検索結果には上記の色違い、サイズ違いがチラホラ残っていたくらいです。意外と少なかったですね。そして比べてわかるブルーラウンジの良さ…。ちゃんと差がでるんですね。
値段と品質で選ぶならイノマタ化学の上窓付きタイプ、机の下とかたまに見える場所に置くならTSdrenaのハズレ混じり箱、でしょうか。レビューで梱包や品質にボロクソ言われてる中国発送商品もたまに買いますが、今のところハズレを引いたことはなくちゃんと梱包されて不備なく届いているので、その辺の運に賭ける感じで。
もっと大きい箱もあった
今回は箱を探していたのでスルーしましたが、こんな商品もありました。
もはや箱ではない何か。ただの目隠しですね…。パソコンデスク周りにはいいかも知れませんが、なんか根本的に間違ってる気もします。レビューにも構造の意図がわからない
とあってメーカーさんの意見を聞いてみたいです。
あとこれ無線ルーターも目隠ししちゃってますが、一人暮らしのワンルームならともかく、複数の部屋で使ったり広いリビングで使う場合は見える位置に置いたほうが良いです。電波の入りが良くなります。
下記はオフィスの場合の話ですが、家での利用でも参考になりそうな気がします。
アクセスポイントの置き場所はどこですか?オフィスの景観を気にして、物陰に置いていませんか?横に倒して、上に本を乗せてたりしませんか?本棚で本に挟まれていませんか?あるいは机の下、床に置いていませんか?
無線APは、人から見える場所に置きましょう。鉄則です。
WiFi – スタートアップの「つながる」無線に必要な5つのこと – Qiita
うちはアクセスポイントからパソコンの間に電子レンジがいるので、食事の準備時にはよく繋がらなくなります。周波数帯変えたい!