洗濯バサミがボロボロに割れるので100均でポリカーボネート製を買って4年が過ぎました

株式会社フジサキのポリカーボネートの洗濯バサミ

洗濯物を干す時は、ホームセンターで買った適当なピンチハンガーを使っています。本体がステンレスなんですがハサミの部分が普通のプラスチックで、使っているとつまむ部分がバキッ、ボロボロ…と砕け散るようになりました。

家にあった予備の洗濯バサミも底をつき、同じく洗濯バサミが壊れて虫食い状態になっている物から移植したりして過ごしていました。

さすがにこれ以上は無理だという所まで来て、フラフラと100均(watts、またの名をシルク)の洗濯用品コーナーに行くと、上の写真のような「強度が約2倍!」という商品を見つけました。2倍だけあって、普通の水色とかピンクの物より1包装当たりの個数が少ないです。

どうしようかな、ケチっちゃおうかな、としばし考えた後、2倍の強度に賭けてみました。結果は…最高です!

ポリカーボネート製の洗濯ピンチでした

ポリカーボネートの洗濯バサミ

すぐ壊れる洗濯ピンチはポリプロピレン製ですが、強度2倍の物はポリカーボネート製でした。体感では強度2倍どころじゃないです。以前のものと同じ使い方をしていますが、まったく壊れる様子がありません。見た目も良いので結構気に入っています。3セットくらい買って、家のピンチハンガーのピンチを全部これにしました。大きい物もついでに買いました。

買った時は「どうせ100円だし…よくわからないメーカーの自称2倍だし…」と期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切られました。紫外線に強いのか、4年経っても小キズもひび割れもありません。

ポリカーボネートとは

名前くらいは聞いたことがありますが、「プラスチックの何か」くらいしか知りません。早速ググッてWikipediaに行くといいことが色々書いてありました。
ポリカーボネート – Wikipedia

曰く、

  • 光ファイバーに使われている
  • 戦闘機のコックピットのキャノピー(窓)に使われている
  • 車やバイクのウインカーやテールライトに使われている
  • 新幹線の窓に使われている
  • 信号機にも使われている

という、かなりエクストリームな環境で使われているようです。強度もさることながら屋外利用も多いみたいで、紫外線に強いみたいですね。作り方によってはかなりの強度が出せるようで、特殊部隊が使う防弾バイザーやシールドにも使われるそうです。

作っているのは新潟県の株式会社フジサキ

株式会社フジサキのポリカーボネートの洗濯バサミ 説明書き

100円アイテムの株式会社フジサキ

ホームページを見ると「100円アイテムの会社フジサキ」と書いてありました。商品一覧を見るとプラスチックにガラスに金属、さらにゴムまでと素材が多岐にわたっているので、自社工場は持っていない輸入専門業者みたいですね。洗濯バサミもメイド・イン・チャイナでした。

こういう商品を扱う企業って新潟と大阪に多い気がしますが、何か輸入に適した土地柄があるんでしょうか?以前から気になってます。

取引先はセリア、シルク、キャンドゥ、ダイソーとメジャーな100均全てにつながりがあります。洗濯バサミがあるかは分かりませんが、意外とどこでも買えるのかも。

キャンドゥに売ってました

ポリカーボネート洗濯バサミ 新パッケージ

昨日キャンドゥに行ったらまだ売ってました。パッケージは新しくなってますね。

普通の洗濯バサミが20〜24個入りの所、こちらは10個入りです。

最近は無印もポリカーボネート製を出していた

アルミ角型ハンガー 特大 ポリカーボネートピンチ仕様 約66×36.5cm ピンチ48個 | 無印良品ネットストア

無印の洗濯バサミはちょっと前まで白っぽいプラスチックだったんですが、いつの間にか透明のポリカーボネート版を出してました。上のリンク先のような大きなものから小さい物干しまで、いま出ている奴は全部ポリカーボネートになっているようです。従来のポリエチレン洗濯バサミもバラ売りだったら買えるみたいでした。

無印のポリプロピレン洗濯バサミ

うちも無印のアルミ角型ハンガーを持っていますが、だいぶ前に買ったものなのでポリエチレン製でした。これ、見た目はまぁいいのですが、すごく厄介なことにアルミフレームと洗濯バサミをつなぐプラパーツが割れるんですよね…。どっちかというと洗濯バサミより弱い。

そのためわが家では無印のポリエチレン洗濯バサミが余っていたのですが、無印の実店舗に行ってみたらこのジョイントパーツだけ売ってました。5個くらい入って100円とかだったので、もし無印のハンガーを使っていて部品が壊れて困ってる人おりましたら、お店で聞いてみるとすぐ出してくれると思います。またはランドリーコーナーの普通においてあります。

なぜ洗濯バサミの事を書いているかというと

Amazonを見ていたらこんな商品を見つけたのです。

あらオシャレでいいですね、🌟4.5でレビュー数100超えじゃん、とレビューを見てみると、「プラスチック製は粉吹いたり割れたりするからこれが良い」と書いている人が何人かいて、おめぇそれだったら100均の奴で充分だよ、と筆をとるに至ったのです。

ちなみにこっちの物干しハンガーも同じような感じでした。🌟4.0でレビュー数250超えはちょっと凄い。

見た目はいいんですけどね。パール金属だし。

見た目といえば上の洗濯バサミでお菓子の袋とか閉めたいですね。ウチは洗濯以外では100均で買った木の洗濯バサミを使っていて、見た目は気に入ってるんですが挟む力が弱くて物足りない時があるんですよね。

そういうときは大型の目玉クリップを出してきたりしますが、ステンレスピンチもかわいいので買い足しちゃおうかな、と思うのでした。

ステンレスピンチ買ってみました

大木製作所のステンレスピンチ

ステンレスピンチは家になかったので、どんなものかと買ってみました。10個で640円だからポリカーボネート製より6倍も高かった…。

大木製作所の検品マーク

Amazonレビューで見たのですが手作業でステンレスワイヤーを曲げて作っているらしく、検品マークが付いていました。

大木製作所のステンレスピンチ 上から見た様子

で、問題のつまむ部分です。Amazonレビューでも「ここがねじれていてつまみにくい」とありました。物によっては上の写真のように持ち手が斜めになっていて、こういう / / の傾きのものは右手でつまむとてから逃げるような感じがあって確かに持ちにくいです。慣れないとちょっと気持ち悪いかな。

大木製作所のステンレスピンチを開いた状態

挟める大きさは1cm程度で、普通の洗濯ばさみと同じでした。はさむ力は強いのでお菓子の袋とかには良さそう。見た目もいいし。

ステンレスピンチと木の洗濯バサミ

木のハサミと並べてみました。木の方は力が弱かったり、かみ合わせがすぐズレてしまったりと安いなりの性能だったので、こいつの代わりとしては活躍してくれそうです。

洗濯用のピンチハンガーとしては値段が高すぎるのと、つまむ感じがちょっと嫌だったので、洗濯用途の場合はポリカ製を強くおすすめします!

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