救急箱は2つに分けて、透明のケースにすべし

家の救急箱、微妙に使いにくくないですか?よく使うバンソウコウは箱の外に出しっぱなしになって、あまり使わない包帯や湿布は入れっぱなしですよね? この居心地の悪さに長いこと悩んでいたのですが、箱を分けたら解決しました。

救急箱を分ける

救急箱の中身といえば、包帯、ハサミ、三角巾、テーピングテープ、頭痛薬、胃腸薬…などがあると思います。でもよ〜く見てみると、これって大怪我、軽いけが、風邪、の3種類に分かれます。

種類 症状 中身
大怪我 骨折、捻挫、打撲など 包帯、ハサミ、三角巾、大きめの湿布、ガーゼ、テープ
軽い怪我 擦り傷、指先の切り傷など 絆創膏(サイズ多数)、ピンセット、毛抜き、10gくらいの小さな塗り薬
風邪 発熱、喉の痛みなど 解熱剤、のどスプレー、のど飴、葛根湯

大怪我って数ヶ月に1度あるかないかですよね? その割には製品が大きいんですよね。 指先を切ったり、子供が擦りむいたり? そんなの毎週ですよ。

ということで「大きいのに出番の少ないもの」をまず別の箱に分けます。毛抜きやピンセットもそこまで出番がないのと、ハサミと一緒になっていることが多いので、ついでに分けてしまいます。

分別が終わったら、大怪我系の救急箱をちょっと取り出しにくい棚の上とか奥の方に置きます。たまにしか使わないので、取り出しにくい場所で良いんです。箱の側面に中身のメモを書いておくと箱を開けなくても中身が確認できるので便利。湿布など使用期限のある物のメモも書いておくとさらに良いでしょう。

残ったものが救急箱(常用品)になります。

救急箱(常用品)の中身は種類も数も多い

救急箱にしたメイホウ(MEIHO) ハンディーボックス S クリア

例えば絆創膏ですが、微妙にサイズが合わない時ってありませんか? ちょっと傷が大きいとか、指先とか、専用品がほしいときが何度もありました。買ってきて便利に使いながら気づいたのですが、使い切る前に傷が治るんですよ。そうやってるうちに、特殊なサイズの物がどんどん増えていきました。

あと飲み薬です。我が家は子供がいるので、飲み薬は大人用と子ども用で分かれます。頭痛薬は夫婦それぞれ使うものが違っていたりするので、さらに分かれます。

どちらも、「似ているけどちょっと違う」製品がたくさん出てきました。しかも開封済みの箱の中に1錠しか残っていないこともあったりして、無駄にスペースを取ってしまっています。こういう場合は詰替えしかありませんね。

透明の袋に詰め替える

ジップロックに分けたお薬

ジップロックみたいな袋に詰め替えます。絆創膏などはできるだけ1つにまとめてしまいます。こうすることで、無駄なスペースをつぶせる上に、残量の確認も簡単にできるようになります。

飲み薬などでパッケージ裏の説明が必要な場合は、そこだけ切り取って袋に入れましょう(説明書でも良いんですが、白黒で読みにくいんです)。

救急箱も透明にする

救急箱、というと昔から木製のシブい箱が使われてきました。あれはあれで雰囲気があって良いんですが、重い割に容量があまり多くありません。見える場所に置くなら別ですが、救急箱って普通は戸棚の奥とか目立たない場所に置くので、おしゃれする必要ないんですよね。

ということで、我が家は透明のプラスチックケースに入れています。中身が見れるので、開けなくても欲しい物の確認がすぐできて実用的です。

メイホウ(MEIHO) ハンディーボックス S クリア.

100均にも似たような箱が売っていますが、柔らかくて歪みやすいのでおすすめしません。取っ手もとれやすいし。うちが使っているのはメイホウというメーカー製で、軽いですが剛性があり、かなり丈夫です。ほぼ工具入れですね。作りがしっかりしているので、そこまで安っぽさは感じません。

大きさは幅30cm、奥行き18cm、高さ12cmくらいです。今回購入したのはSサイズですが、これの他にMサイズとLサイズがあります。それぞれ800円、1400円くらいで買えます。Sのみ仕切り板が付いているので、常用品の箱に使うならSがおすすめです。大怪我用の箱ならLが良いでしょう。
Amazon.co.jp : メイホウ ハンディーボックスの検索結果

トレイは無しのほうがよい

こういうツールボックス系によくあるのが「トレイ付きタイプ」ですが、中身が取り出しにくくなるので無いほうが良いです。フタを開けたら中身をすぐ取り出せるほうがシンプルで使いやすいし。あと、トレイに入るような細かいものってそんなに無いんですよね。

あと、トレイ無しの場合は箱の中に背の高いものを入れやすくなります。新品の薬などは箱のまま保管すると思いますが、立てて保管できるので便利です。ジップロックに小分けした絆創膏なども立てて入れることで、取り出しやすく、また他のものの下敷きになって見つけにくい…なんてこともなくなります。

メイホウについて

明邦化学工業株式会社

ところで、今回使った「メイホウ」というメーカーをご存じの方はどれくらいいるでしょうか?ホームセンターでたまに見かけることもありますが、一番多く目にするのは釣具屋でしょう

公式サイトを見てもわかるように、釣り具を入れるプラスチックケースを作っているメーカーです。なんかすごいニッチな感じがしませんか?実際すごくニッチで、ほとんど競合がいません。

ケースは丈夫で持ち運びやすい形状をしていて、ルアーや釣り餌を入れるために小分けにしたり、固めのロック付きも多く見られます。洗車するときのバケツみたいに、上に乗ることが出来る物もあります(椅子として使う)。

あとすごいのが、無印良品顔負けの収納力です。小さいパーツケースが増えてくると持ち運びが大変になってきますが、大きい箱を買うと、この小分けしたケースをぴったり収納できるのです。

さらに凄いのが、同じ箱がミニ四駆の収納ボックスとしてTAMIYAから出ているのです!
タミヤ ミニ四駆特別企画 ミニ四駆 キャリーピット | タミヤ

細かいルアーや釣り針って、たしかにミニ四駆のネジとかローラーに似てますもんね…。それにしてもこんな流用があるなんてびっくりです。

まとめ

  • 救急箱の中身は用途ごとに整理してみよう!
  • 出番の多いもの、少ないものを分けたら、透明のプラスチックケースに入れよう!
  • 使いかけの物は透明の小分け袋に分けて整理しよう!
  • (番外編)メイホウの箱は丈夫でおすすめ

というお話でした。実際、救急箱って昔どこかでもらったサイズの違うガーゼとかが3つくらい入ってたりするんですよね。この期に捨てたりまとめたりして、棚卸しもできるとスッキリしますよ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする